結婚指輪だけじゃ駄目? 婚約指輪も必要なのか
結婚指輪と婚約指輪の本来の意味をしっかり知っている方はどのぐらいいるでしょうか。もしかしたら知らないと答える人が圧倒的に多いかもしれませんね。ここでは結婚指輪と婚約指輪の役割や、本当にどちらも必要なのかどうか検証していくことにしましょう。
婚約指輪と結婚指輪の役割
婚約指輪の役割とは、結婚することを双方が誓い合った証となります。結婚指輪とは、すでに既婚者であることを周囲に伝えるための役割があります。どちらも同じ意味があると考えている方も多いですが、本来の役割はこの通りなのです。
通常、婚約指輪は宝石がついているものが一般的で、結婚指輪は宝石のないタイプが主流となっています。結婚指輪は普段身につけて歩くので、生活を送る上で邪魔にならないタイプが人気のようです。
二つの指輪を兼用にできるのか
どちらも結婚を意味する指輪ですから、二つの指輪を兼用させたいという声も少なくありません。兼用したときの大きなメリットは「お金」です。お世辞にも安い買い物ではありませんから、兼用することで浮いたお金を他にまわすことができます。
デメリットとして、結婚後招かれる結婚式やお葬式など冠婚葬祭などで指輪をつけていないと「あれ?」「離婚したのかしら」などと勘違いされることです。説明が面倒というのもありますし、世間体を考えると結婚指輪は買っておいたほうがいいという声は少なくありません。
女性は二つの指輪を重ねづけしたいらしい
女性は装飾品が好きですから、大好きな人に愛されている証がひとつよりふたつあったほうが嬉しいものなのです。婚約指輪と結婚指輪の重ねづけをしている方は実際に多く、プロポーズされてから婚約指輪を身につけて、結婚式で指輪の交換を済ませてから重ねづけをするのが一般的のようです。
今は良心的な価格で、なおかつ良質な指輪もたくさんありますから、両方の指輪を準備したほうがいいかもしれません。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。